妄想の館

なんて素敵にジャパネスク二次小説(鷹男×瑠璃姫)

太陽と月5

申し訳ありませんが

18歳未満の方はは読まないでください。

ぬるすぎますが下手くそで語彙力が欲しいくらいです⇒涙

シチュエーションがそんな風になるわけないと思われるでしょうが

フィクションだと思ってお許しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高彬は最近藤壺に顔を出してくれる。

一人で来る事は少なく、よく融を引き連れてはこの藤壺に来るの。

だから前よりも活気に満ちているような気がする。

高彬が一人で来る事もあるけど小萩が上手い事

他の女房達や命婦たちに取り計らってくれるから

下世話な考えを他の人間がすることは、今の所表立ってはなかった。

ただ、これだけ頻回にくる高彬に

鷹男はどう思っているのかすごく気にはなった。

少しは期待をしていたの。

高彬があたしの元によくやってくるのですもの。

嫉妬くらいはしてくれないかと・・・・

でも鷹男は高彬が最近来るのはあたしが元気がないからだろうと・・・

幼馴染だしよかった・・・

そういうだけで別にあたしのことなんて

沢山の妻の一人としか思っていないのよ。

だから元婚約者であった高彬が

あたしに近づいていても何も思わないんだわ。

それはそれでショックではあった。

でも小萩と高彬が慰めてくれる。

だから辛くても我慢ができる。そう思っていたの。

鷹男はあたしに興味がないから・・・・・

そう思っていたというのにとんでもないことになってしまったのよ。

 

ある日、高彬は一人であたしの御機嫌伺いにやってきた。

その日は高彬が面白そうな物語を持ってきてくれて

一緒にそれを眺めていたの。

隣りあわせで物語を見て次の物語を見ようと手を出したとき

思わず高彬の手とあたしの手が重なってしまった。

久しぶりに高彬に触れたおかげか

あたし達は思わず手を引っ込めてお互いを見つめてしまったの。

 

「あっ・・ごめんよ瑠璃さん・・・」

「やだ・・・ごめんなさいね、高彬」

「そんなのいいよ・・・僕は瑠璃さんが楽しんでくれれば良いんだから。

それに僕の気もちは昔と全然変わっていないんだからね」

「・・・・・・・」

あたしは何もいえずにただ高彬の顔を見つめることしかできず

高彬もただ何もいわずにあたしの顔を見つめてくれるだけ。

どれだけお互いの顔を見ていたんだろう。

その均衡を破ったのは、

なんといつの間にか藤壺にやってきた鷹男だった

「私の大事な女御と私の信頼する臣下が

お互いを見つめ合ってどうしたのだ?

二人は以前からの幼馴染、仲がよくて結構な事だ。

最近藤壺は元気がないから右近の少将が

遊びに来てくれるおかげで元の女御に戻ったような気がするね。

・・・これからも藤壺を頼むよ」

 

鷹男はあたし達二人が見つめ合っていることには一切触れず

何事もなかったかのような笑顔で高彬に応対したの。

あたしは更に追い詰められてしまった。

鷹男は何にも思わないのかと・・・・・・・・・・・・・

そう思っていたのに衝撃なことが起こってしまったのよ。

まさかこの後に後宮に激震を起すくらいの事件に

発展してしまうだなんて、夢にも思わなかった。

 

 

 

その日、高彬は宿直だからと藤壺を退出して行った。

その日の夜、鷹男はあたしの元に忍んでやってきた。

今日は夜遅くだったからもうこないと思っていたのに

連絡もなく鷹男はここ藤壺にやってきた。

その時の鷹男の態度がいつもと違うことにあたしは気がついた。

だって皆がいる時は優しいけどあたしと二人きりの時は

凄く冷たい態度なんですもの。

なのに冷たくなくて、あたしに少し気を遣ってくれた。

その態度におかしいとは思ったけど

優しい態度に、あたしは疑問を抱いたけど

何も言わず、夜を共に過ごしたのよ。

「瑠璃姫、本来なら今日ここを訪れる気はありませんでしたが

急にあなたが気になりましてね。

急ですけど今晩はあなたの元で過ごしますよ。

よろしいですか?」

「ええ、別に構わないけどどうかしたの?」

「急にあなたが恋しくなったのですよ」

「なっ・・・」

「ふふふ、瑠璃姫は相変わらず可愛い方ですね。」

夜を一緒に過ごすとき、最近は優しい言葉をかけてくれないのに

どうして急にそんなことをいうのか分からなかったけど

あたしの上に覆いかぶさった鷹男を拒むことはせず

そのままあたしは鷹男に身を任せた。

 

「瑠璃姫・・・可愛いですよ・・・・あなたが好きです・・・・」

そんな甘い言葉を言ってくれる鷹男・・・・なんで・・・・・・

あたしは嬉しいとは感じることが出来ず、不信感でいっぱいだった。

そして何故鷹男が優しかったのか・・・・・

この後衝撃的な出来事によってその訳が分かることになる。

あたしの体を、身動きができないように・・・

そして少しでも時間稼ぎのためにあたしの心を混乱に

導かせるものだった。

鷹男の愛撫に慣らされたあたしは

鷹男が触れるたびに快楽に打ちしがれることになる。

極力反応したくはない。

愛されていないのに体だけ反応するなんて

どうしても耐えられない。

なのに慣れた体は、悲鳴を上げることしか出来なかった。

しばらくして、あたしの体は熟れた様な感覚になり

声を出さないことに限界を感じたそのとき、

誰かがこの藤壺に入ってくる気配がしたの。

あたしは声を上げる寸前で我慢することに成功した。

こんなあられもない声なんて聞かれたくない。

愛し合う行為であってもこれは違う。

子孫を作るだけのものなんだもの。

体が慣れても心はついていかない。

それなのに入ってきたのはなんと

 

「右近の少将高彬、宿直が休憩時間になりましたので

主上の御命令でこちらに参りました。」

 

なんで・・・なんで高彬がここに来るの・・・・だめ・・・・

あんたにこの声を聞かれたくはない・・・

いやよ・・・・・早くでていって頂戴・・・・

そう思うけど今声を出したら快楽に満ちた声しかでないに決まっている。

こんな声きかせれない・・・・・鷹男・・・

あんたはなんで高彬をここに呼んだのよ!

あたしはにらみつける気持ちで鷹男の顔を見た。

そのとき鷹男はあたしの目を見つめ嬉しそうな、

いやらしい顔であたしを見つめる

 

「高彬・・・悪いが藤壺がお前を呼んで欲しいというので

仕事中申し訳ないがここに呼ぶことにしたのだ。」

 

そんなことあたしは言ってないわ!!!

鷹男を睨み付ける

でも鷹男は嬉しそうな顔で更にあたしの弱い所を攻める

「ん・・・・・あ・・っ・・・」

だめ・・・だめよ・・・・こんなところをみられたくはない

なのに鷹男はその行為を止めない。

あたしの声に反応した高彬は

あたしがすぐ傍にいることに気がついた。

「あ・・・あの主上・・・申し訳ありませんが

仕事がありますので失礼します」

「ならん・・・・これも仕事の内に入るのではないか?

私や女御を守るのも高彬、そなたの役目ではないか!」

「しかし・・・」

「瑠璃姫が、元婚約者であるお前にも

いい声を聞かせてあげたいとそう申すのでな」

「なっ・・・何を・・あん・・・やあ・・たか・・・お・・・」

抗議をし様と声を出すごとに、あたしの声は艶めいた声しかでてこない。

「ふ・・・・あ・・・・っ・・・・・・・」

「ほら・・・瑠璃姫・・・ここがお好きですよね」

弱い部分を攻められどんどん声が大きくなっていく

声を出したくないのに止めるどころかどんどん追い詰められていく

「やっ・・・あ・・・ん・・・ん・・・ああああ・・・ん・・・」

鷹男はあたしを追い詰めてくるけど、

それ以上はしてこずじらすだけだった。

快楽に頭がついていかない。

高彬が居るから声を出したくはないのにどんどん声は大きくなっていく。

「やあぁん・・・あ・・・ああ・・ん・・

もう・・・・・た・・・か・・・お・・・」

「ふふ・・・・どうしてほしいですか?」

「もう・・・・おねがい・・・・・・・」

「いいのですか?ここには高彬がいますけど」

「!!!」

冷や水を浴びたかのようにあたしの心は元に戻ってくる。

だめ・・・高彬がいる・・・・・こんな痴態みせたくない・・・・

「高彬・・・おねがい・・・・・でていって・・・・」

高彬は身動きをした。でも

「動くでない!高彬!」

「しかしお主上!これは一体!」

「お前達が悪いのだ。瑠璃姫は私の女御。

なのにこそこそと二人で会って私を裏切っておったのだろう」

何を言ってるのよ!!!!!

「違いますお主上!!!けして、けしてそんな事はありません!!!」

「別にそんなことどうでもいいわ。

ただ瑠璃姫が一体誰の物なのかはっきりさせたい。

だからお前を呼んだのだ。高彬」

「そんなこと教えていただかなくても知っております!!!」

「だからどうでもいいとそういっておるではないか!

お前ではない!瑠璃姫、あなたが分かっておられない。

だからあなたに自覚していただかなくてはね」

「何を・・・・ん・・・んん・・・あっ・・ん」

鷹男は手を休めない。更に力強く触れてくる。

「高彬が早くこの場からでて行って貰うには

私が先ほどいいましたよね。あなたが誰の物なのか、

いつも私に言ってくれるでしょう。その言葉をここで言いなさい」

いやよ・・・・いえない・・・・・

「瑠璃姫・・・いわなければずっとこのまま中途半端なままですよ。

そして高彬もそのまま・・・

瑠璃姫は人に聞かせるほうが燃えるたちなのですね」

「違う・・・・・んっ・・・や・・・・あ・・・」

ドンドン追い詰められあたしの思考はどんどん追いやられていく

「んん・・・ああん・・・・もう・・・・

たか・・・お・・・・おねがい・・・・」

「それではいけませんよ瑠璃姫・・ふふふ・・・・」

「い・・や・・・あ・・・ん・・・

ああ・・・ん・・・・・あああ・・・ん

鷹男・・・早くあんたが欲しい~~・・・

おねがいよ・・・・狂っちゃうわ・・」

「狂ってもいいですよ・・ふふ・・・でも何がお願いなんですか」

「い・・や・・早・・く・・・・・・ああん・・・・っ・・・・・・

お願い・・・鷹男のを頂戴・・・・・おねがい・・・・」

「まだですよ・・・瑠璃姫・・・あなたは一体誰の物ですか?」

「たかお・・・・鷹男のもの・・・・だからおねがい・・・」

「そうですよね。いいでしょう!

あなたが欲しい物を今すぐあげましょう!!!」

「あああ~んん・・・・・あっ・・・ああ・・・・ん・・・・

あああああ・・・・・・・・・」

あたしはいつの間にか意識を手離していった。

あたしは高彬のことなんてもう思い出すことなく

鷹男からの快感をただひたすら求めるしか出来なかった。

あたしは長い夜を過ごした・・・・・












そしてそのままあたしが気がついた時は

心配そうな小萩の顔を見ることになったの。

小萩の話ではあのまま気を失いながら

あたしはあのまま熱を出し、意識がなかなか戻らなかったみたい。

あの夜酷い抱かれ方をしたから熱がでたの。

小萩は鷹男を詰っていたけど、あたしは何も考えられなかった。

どうしてこんな酷いことをするのか。

どれだけ考えても中々考え付くことが出来なかったんだから。

まさかこれが鷹男の酷い罠だなんて気がつきもしなかったの。


 

 

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