あたしの予想通りに後宮が混乱している中、隙を抜けて出るのは難しいことではなかったの。 そしてあたしは右大臣邸へと向かっていった。 当然右大臣邸は警備の者達が物凄い数で見張っているため入るのは容易ではない。 しかし伊達にあたしは普通の姫じゃない…
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