妄想の館

なんて素敵にジャパネスク二次小説(鷹男×瑠璃姫)

太陽と月

太陽と月10終

https://girlydrop.com/ 戌の刻 外は降りしきる雨音はやまない この場所では御所と変わらないほどの警備は物々しく 不審者は絶対に入れない。 その場所にある姫君が中に入って行く。 あるお方の力を借りて、自分の愛するもののため、 そして自分のためにも決…

太陽と月9

https://girlydrop.com/ あまりにも沢山のことを知りすぎて混乱してしまった。 小萩はかなり前から鷹男があたしに 愛の言葉を囁いているのを見かけたらしい。 あれは唐から送られてきた貴重な香。 それは鷹男があたしのためにと贈り物としてくれたものだった…

太陽と月8

https://girlydrop.com/ あたしは登香殿に向かった。 いつもなら藤の宮さまがおみえになる時は もっとざわざわしているはずなのに、何故か静かだった。 もしかしたら人払いをしている最中かも知れない。 御連絡もせず思わずきてしまったのだけれど 一度藤壺…

太陽と月7

https://girlydrop.com/ お腹は段々大きくなっていく 元々父さまは出世意欲がなかった人だから あたしが女御になるとは思っていなかったみたいだけど 女御になってしまったからあたしの後見はしっかりとしてくれていた。 その上御子様まで授かってしまい、始…

太陽と月6

https://girlydrop.com/ 「瑠璃さま~~~~~瑠璃さま~~~~~ううううう・・・・・」 「小萩・・・・・・」 「あまりにも酷い仕打ちではありませんか? 私はお主上に高彬さまを瑠璃さまが見える 寝所に誘導するのを命じられてお傍にいたのでございますわ…

太陽と月5

申し訳ありませんが 18歳未満の方はは読まないでください。 ぬるすぎますが下手くそで語彙力が欲しいくらいです⇒涙 シチュエーションがそんな風になるわけないと思われるでしょうが フィクションだと思ってお許しください。 高彬は最近藤壺に顔を出してく…

太陽と月4

https://girlydrop.com/ あれから鷹男の本心を聞いてから毎日のように藤壺にやってくる鷹男。 もう鷹男と会いたくはない。 女は子供を産む道具としか思っていない男に体を許すだなんて絶対に嫌。 そう心では思っているのに体は鷹男を求めていく。 今まで鷹男…

太陽と月1

なんであたしはここにいるのかしら? こうなってしまうなんて予想もつかないことだったのに 段々ここが居心地が良いと感じるようになってきたの。 あたしは内大臣家の総領姫の瑠璃。 婚約者の高彬がいたというのに、今は藤壺の女御といわれる 皆が羨ましがる…