妄想の館

なんて素敵にジャパネスク二次小説(鷹男×瑠璃姫)

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

好きなのに~揺れ動く恋心7

あたしが間違っていたんだろうか? 本気で好きになりたい、愛したい、 そう思い自分も思われていると思ったら それが嘘だった。 あたしは騙されていたのよ。 あたしは悲しくて悲しくて高彬の胸を借りてずっと泣き続けた。 泣いて泣いて鷹男のことを忘れたかっ…

好きなのに~揺れ動く恋心6

私の心は荒れていた。 何故なのだろうか? 瑠璃姫には高彬がいた。 だから今回は獲物を得ることが出来なかった。 ただそれだけのことなのに何故気持ちがざわつくのだ。 イラつく・・・・・・・・・・・・・・ あれから三条邸をでてすぐに東宮御所に戻った。 …

好きなのに~揺れ動く恋心5

私は一体どこで間違ってしまったのだろうか? 何故瑠璃姫をすぐに物にしないのだ。 いつもの私ならすぐにでも女性を手に入れることが出来たのに 今の状況が分からない。 私は今、いつのまにか瑠璃姫と友人関係だけを築いている。 接吻は一度したがそれ以外は…

好きなのに~揺れ動く恋心4

最近、瑠璃さんの様子がおかしいことに気がついた。 見た目は変わった様子はない。 でも、いつもと違って瑠璃さんのしぐさに ドキッとすることが多くなったような気がする。 瑠璃さんの態度は姫様らしさはないんだけど女らしさが上がった? そう、色っぽくな…

好きなのに~揺れ動く恋心3

いつもと変わらない生活だった。 あたしは恋がしたかった。 本気で自分が惚れて、そしてそんな相手に愛されたかった。 それがあたしの今の立場で出来るわけがない事にも 薄々は気がついていたの。 あたしは大納言家の総領姫。 あたしが自分にあった身分のも…

好きなのに~揺れ動く恋心2

私の名は宗平。 東宮の地位にある者。 しかし私のこの地位は不動のものではない。 私は今上帝である父を持つものではあるが 母は身分だけはすこぶる良いが 後見人の力は弱かった。 そう、私達には財力が乏しかったのだ。 その私が東宮の地位を得る事が出来た…

好きなのに~揺れ動く恋心1

今回の作品は鷹男も瑠璃姫も高彬も少し 性格が違うかもしれません。 三角関係の3部作品となっております。 いつも読みに来てくださりありがとうございます。 あまりに拙すぎて申し訳ないと思っているのですが 来てくださる方がいらっしゃるので頑張って書い…

太陽と月10終

https://girlydrop.com/ 戌の刻 外は降りしきる雨音はやまない この場所では御所と変わらないほどの警備は物々しく 不審者は絶対に入れない。 その場所にある姫君が中に入って行く。 あるお方の力を借りて、自分の愛するもののため、 そして自分のためにも決…

太陽と月9

https://girlydrop.com/ あまりにも沢山のことを知りすぎて混乱してしまった。 小萩はかなり前から鷹男があたしに 愛の言葉を囁いているのを見かけたらしい。 あれは唐から送られてきた貴重な香。 それは鷹男があたしのためにと贈り物としてくれたものだった…

太陽と月8

https://girlydrop.com/ あたしは登香殿に向かった。 いつもなら藤の宮さまがおみえになる時は もっとざわざわしているはずなのに、何故か静かだった。 もしかしたら人払いをしている最中かも知れない。 御連絡もせず思わずきてしまったのだけれど 一度藤壺…

太陽と月7

https://girlydrop.com/ お腹は段々大きくなっていく 元々父さまは出世意欲がなかった人だから あたしが女御になるとは思っていなかったみたいだけど 女御になってしまったからあたしの後見はしっかりとしてくれていた。 その上御子様まで授かってしまい、始…

太陽と月6

https://girlydrop.com/ 「瑠璃さま~~~~~瑠璃さま~~~~~ううううう・・・・・」 「小萩・・・・・・」 「あまりにも酷い仕打ちではありませんか? 私はお主上に高彬さまを瑠璃さまが見える 寝所に誘導するのを命じられてお傍にいたのでございますわ…

太陽と月5

申し訳ありませんが 18歳未満の方はは読まないでください。 ぬるすぎますが下手くそで語彙力が欲しいくらいです⇒涙 シチュエーションがそんな風になるわけないと思われるでしょうが フィクションだと思ってお許しください。 高彬は最近藤壺に顔を出してく…

太陽と月4

https://girlydrop.com/ あれから鷹男の本心を聞いてから毎日のように藤壺にやってくる鷹男。 もう鷹男と会いたくはない。 女は子供を産む道具としか思っていない男に体を許すだなんて絶対に嫌。 そう心では思っているのに体は鷹男を求めていく。 今まで鷹男…